2017年5月17日(水)
久々に高校サッカーの話 その3
「久々に高校サッカーの話」という話で記事を書き始めてから今回で3回目になりました。3回目ともなると「もう『久々に』じゃないじゃん」という感じもしますが、東久留米総合のインターハイ東京代表への挑戦が続く限り、このまま回数を増やしていきたいと思っております。
さて、インターハイ東京都予選1次トーナメントは1回戦が終了。東久留米総合は私立日本学園を相手に「2対1」で勝利し、2回戦へと駒を進めました。次の対戦相手は私立足立学園。5月21日(日)都立東久留米総合高校グラウンドにて10時キックオフです。
先日、久々に齋藤登監督、そして堤成彦トレーナーとお話が出来ました。齋藤監督とは電話でちょろっと、堤トレーナーとはお会いしていろいろと質問出来ましたので少し書きたいと思います。
・・・ 齋藤監督インタビュー
実に久々の齋藤監督インタビューでした。今でこそ、プロ選手の方々にインタビューが出来たり、試合の記事等も書かせて頂いている早川ですが、ライターとしての今があるのは、齋藤監督がいろいろと教えてくれたからです。あと、東久留米総合の歴代選手たちが様々な経験をさせてくれたからです。心から感謝しております。ノボルサマアリガトウゴザイマス。クルメ改めクルソーの選手たちもアリガトー。
さて、インタビューです。(2017年5月14日、日本学園戦後実施)
早川:もしもし。
齋藤:あぁ、こんにちは。
早川:本日は勝利おめでとうございます。
齋藤:あぁ・・、有難う。
早川:最近、チーム状態良くないんですか?
齋藤:良くないっていうか・・、(選手たちが)自分たちで良くない状態にしていくんだよ。ミスをして自分たちでピンチを招く、そして失点して更に状況を悪くしていくんだ。
齋藤:(日本サッカー協会からの派遣で現在はブータン王国ナショナルチームのGKコーチをしている)埴田GKコーチからも連絡をもらったんで、彼にも同じことを言ったよ。「心の問題だ」ってね。
早川:そうなんですか。21日は伺えませんが、28日は伺いたいと思っています。勝利を期待しております。頑張ってください。
齋藤:あぁ、そうねぇ。頑張ります。
早川:それでは失礼いたします。
齋藤:じゃあ、またね。
プーッ、プーッ、プーッ。(電話が切れた後の音)
というインタビューでした。みじかっ!!(短いの略)
・・・・・ 堤トレーナーとの話
堤トレーナーからはいろいろなことが伺えましたが、自分の眼で観てからでないと簡単には書けないことを包み隠さず話してくれたので、現実を現場で確認してから書きたいと思います。聞かせてもらった内容のいくつかとは違う未来がみたいですが。
因みに、堤さんだけに「包み隠さず」か・・・。ふっ、ダジャレだな・・・。やるな、堤氏。
・・・・・ 結果と評価
最後にひとつだけ書いて終わりたいと思います。
殆どの人は、「自分が決断し、実行したこと」を否定されることを嫌います。否定されると、「俺にはきちんとした考えがあって、ああいう決断をしたんだよ」と言いたくなるものだ。
その決断に、常に良い結果がついてきたとしたら、それについての文句を言う人は減ってくるかもしれない。けれども、もし良い結果がついてくる回数が少なかったとしたら、それは「正しい決断ではなかったという可能性が高い」のだと思う。
結果がすべてとまでは言わないけれど、きちんと結果を積み重ねていった人は、凡人にはない強い芯が形成されていく。そしてそういう人は、人の気持ちもわかる人になっていく可能性が高い。
ひとつひとつ、きちんと皆が認める結果を積み重ねてもいないのに、「俺はこう思ってやってるんだ!!」なんて言っちゃったら、ただの口だけ人間になってしまう。
世の中上には上がいる。雲の上に隠れた頂を目指して、日々貪欲に挑戦を続けていってほしいなぁ、と切に願っております。
・・・・・
長くなってしまいました。自分にもよく言い聞かせて、僕も日々努力と挑戦を続けていこう。
それではまたです。
写真 笠井亨(かさいとおる)
記事 早川治(はやかわおさむ)