2019年9月27日(金)
「フットサル国際親善試合」
「フットサル日本代表vsフットサルタイ代表」の国際親善試合が2019年9月23日(第1戦:新潟/シティホールプラザアオーレ長岡)、同月25日(第2戦:愛知/武田テバオーシャンアリーナ)にて行われました。
第1戦は「1対2」で敗戦。第2戦は「3対1」で勝利という結果にて終了。
戦術的な細かい分析等については常日頃、局部まで探求と追及を続けている方々がいらっしゃるので書きません。(というか僕なんかでは書けません)とは言え、僕なりに文字にしたいこともあるので、2つだけ書きたいと思います。
一つ目は民放で試合が観戦できたこと。フットサル日本代表の公式戦をテレビで観たのは本当に久しぶりです。やはりテレビは良いですね。僕が注目したのは(もちろん書ききれないくらい色々とあるけれど、今回書きたいのは)各選手のアップ映像についてです。
ひとりひとりの表情、息づかい、サインプレーのやり取り、相手選手や味方選手への気配り、汗の量、口の動き等々、いつもの事ですが、書き出せばキリのない「見所」が満載でした。本当に各カメラが捕らえる「その瞬間」の連続に感動した。あのひとつひとつの場面を捉える技はさすがのカメラマンだなぁ、と思いましたね。(あの人たちは「これから何が起こるのだろう?」といった予測能力にも長けているのでしょうね。もちろん、経験値あってこそだと思いますが)
二つ目は、これまたいつも同じことを書いてしまいますが「常に諦めず、へこたれずに本物の努力を続けた人」にはきちんと成果がついてくるのだな、というところ。
僕はかつてペスカドーラ町田の会報誌で室田祐希(むろたゆうき)選手にインタビューをさせてもらったことがあるのだけれど(移籍してきた最初の年です)、今回の親善試合を観ている時、彼が言った「あの言葉」のことが頭から離れなくなった。その言葉とは・・。
室田:「僕は今まで薫さん(森岡薫選手)と同じセットでプレーがなかなか出来なかったんですよ。町田に来て、最近一緒のセットになれて本当に楽しいです」という言葉。
日の丸を背負うことが出来たプレイヤーのみが立つことが出来るピッチ上で彼は森岡薫選手と「タイを代表して日本へとやって来た戦士たち」が立ちはだかるゴールへと向かい続けている。
心底感動したし、こんな歳になっても、まだまだ僕も夢を追い続けていきたいな、と思った。
さぁ、2大会ぶりのワールドカップ出場へ。
「どこかで行われている」あるいは「どこかで行われていた大会」ではなく、共に向かい、共に戦った大会に出来る様、本当に微力ながら応援を続けさせて頂きたいと思いました。
「フットサル日本代表2大会ぶりのワールドカップ出場!!」この言葉を聞けるように、ひとりでも多くの声援が増えてほしいな、と改めて思った国際親善試合でした。
「頑張れ!! フットサル日本代表!!」
写真 橋本健(はしもとたけし)
記事 早川治(はやかわおさむ)