2017年11月3日(金)
「第96回全国高等学校サッカー選手権大会の話 その8」
先週の日曜日、台風22号北上の影響を受け、豪雨の中で行われた3回戦から5日が経ちました。明日11月4日(土)には1年という歳月を経て、ふたたび西が丘の門が開きます。
記憶というものは便利なところもあって、昨年の東久留米総合対成立戦のひとつひとつのシーンに直でリンクすることが出来る。「まるで昨日のことのようだね・・・」というセリフを聞くことが多い理由も納得がいく。良いシーンも、思い出したくないシーンもまるで昨日起こったことのように感じることが出来る。記憶は素晴らしく、そして残酷だ。でも、起こってしまったことは現実として過去の歴史となる。良いことに関しては微笑めばいい。悪いことについては、強い精神力で戦い続けなければならない。
「嫌な記憶を消したい」。そう思っている人は数えきれないほどいるはずだ。でもその記憶は消せない。人は様々な苦難を乗り越え、長い人生の中で「耐える」為の力を手に入れていくのだろう。
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東久留米は明日、西が丘のピッチに立つことは出来ないけれど、東京朝鮮中高級学校の方々は東京ナンバーワンを目指しての戦いを続けることが出来ます。是非頂点目指して頑張って頂きたいと思います。
今日マッチレポートを掲載する予定です。それではまた。
写真・記事 早川治(はやかわおさむ)