MinaMaestro 2020年9月18日(金)更新
・・・・・ マッチレポート
Fリーグ2020-2021 ディビジョン1 開幕戦
三重県営サンアリーナ(RemoteーMatch)
2020年9月5日(土)14:02キックオフ
Y.S.C.C横浜 対 ペスカドーラ町田
・・・・・ 第1ピリオド(前半戦)
先制点を奪ったのは町田。左サイドで得たキックインの場面、室田祐希からのボールにクレパウジ・ヴィニシウスが左足で合わせる。
一度は横浜ゴレイロ、鈴木陽太にセーブされるものの、こぼれ球にいち早く反応したのは、ファーサイド、フリーとなった伊藤圭汰だった。
伊藤が押し込んだボールが「記念すべき今季最初の得点『1』」という数字をスコアボードに刻み込む。【横浜0-1町田:4分10秒】
町田の得点が続く。自陣内、ボール奪取に成功したヴィニシウスがドリブルで横浜ゴールへと向かう。このドリブル、流石のヴィニシウスと言うべきだろう。フィニッシュまでのレベルが高い。彼は、ただゴールへと向かっている訳ではない。ボールを足裏で運びつつ、プレッシャーをかけてくる橋本裕貴をガードする針路を取りながら移動を続け、最後は強烈な左足のシュートを放つ。
またも、素晴らしい反応を見せたゴレイロ鈴木が左足で行く手を阻む。しかし、こぼれ球が向かった先はヴィニシウスの右足だった。
目の前にあるすべての情報を瞬時に入れた後、冷静にゴールへの道筋を見極めたヴィニシウスのシュートが横浜ネットを揺らす。【横浜0-2町田:5分04秒】
ヴィニシウスの勢いは止まらない。最前線、右サイド、一度はインターセプトされたボールが伊藤からのパスで戻ってくる。完全にフリーとなったヴィニシウスが左足で放ったシュートは、急速な右回転を続けながら横浜サイドネットへと吸い込まれていく。【横浜0-3町田:9分47秒】
もちろん横浜も黙ってはいない。最後尾、フィクソの位置でボールを動かすヴィニシウスからのパスを奪った樋口未樹也が技ありのゴールで2点差とすると、今度は左サイド、日本屈指のドリブラー室田祐希からのボール奪取に成功した井原智が、セグンドへとフリーで走りこんだ高橋健へと繋ぎ、一点差へと詰め寄ってくる。【横浜1-3町田:10分43秒】【横浜2-3町田:18分27秒】
・・・・・ 前半スコア 【横浜2-3町田】
記事は、第2ピリオド(後半戦)へと続きます。
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